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12月21日-05号

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  1. 仙北市議会 2007-12-21
    12月21日-05号


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    平成19年 12月 定例会        平成19年第8回仙北市議会定例会会議録議事日程(第5号)            平成19年12月21日(金曜日)午前10時開議第1 議案第90号 仙北市職員定数条例の一部を改正する条例制定について第2 議案第91号 仙北市職員の育児休業等に関する条例及び仙北市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について第3 議案第92号 仙北市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定について第4 議案第93号 仙北市市税条例の一部を改正する条例制定について第5 議案第94号 仙北市営住宅条例の一部を改正する条例制定について第6 議案第95号 仙北市企業局職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について第7 議案第96号 仙北市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について第8 議案第97号 仙北市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例制定について第9 議案第98号 平成18年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定について第10 議案第99号 平成18年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定について第11 議案第100号 平成18年度仙北市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第12 議案第101号 平成18年度仙北市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について第13 議案第102号 平成18年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について第14 議案第103号 平成18年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について第15 議案第104号 平成18年度仙北市老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について第16 議案第105号 平成18年度仙北市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について第17 議案第106号 平成18年度仙北市生保内財産特別会計歳入歳出決算認定について第18 議案第107号 平成18年度仙北市田沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第19 議案第108号 平成18年度仙北市雲沢財産区特別会計歳入歳出決算認定について第20 議案第109号 平成18年度仙北市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について第21 議案第110号 平成19年度仙北市一般会計補正予算(第5号)第22 議案第111号 平成19年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)第23 議案第112号 平成19年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第2号)第24 議案第113号 平成19年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)第25 議案第114号 平成19年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)第26 議案第115号 平成19年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)第27 議案第116号 平成19年度仙北市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)第28 議案第117号 平成19年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)第29 議案第118号 平成19年度仙北市生保内財産特別会計補正予算(第2号)第30 議案第119号 平成19年度仙北市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)第31 議案第120号 平成19年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)第32 議案第121号 平成19年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号)第33 議案第122号 市道の変更認定について第34 議案第123号 市道の認定について第35 議案第124号 公の施設の指定管理者の指定について第36 陳情第19号 陳情書 緊急避難経路施工について第37 陳情第23号 市道神代保育所線道路側溝布設延長について第38 陳情第24号 後期高齢者医療制度に対する広域連合への意見書の提出を要請する陳情書第39 陳情第25号 後期高齢者医療制度に対する政府・厚生労働省への意見書の提出を要請する陳情書第40 陳情第26号 消費税の引き上げに反対する意見書採択を求める陳情第41 陳情第28号 法務局の増員に関する陳情第42 陳情第29号 クリオンプールの早期着工に関する陳情書第43 閉会中の継続調査について第44 閉会中の継続審査について追加日程第1 議案第125号 仙北市教育委員会委員任命につき同意を求めることについて第2 議員提出議案第18号 意見書の提出について(消費税の引き上げに反対する意見書採択を求める陳情)第3 議員提出議案第19号 意見書の提出について(法務局の増員に関する陳情)第4 議員提出議案第20号 道路特定財源の確保等に関する意見書-----------------------------------出席議員(23名)      1番 田口寿宜君       2番 佐藤直樹君      3番 黒沢龍己君       4番 小田嶋 忠君      5番 大石温基君       6番 安藤 武君      7番 門脇健郎君       8番 浦山敏雄君      9番 小林幸悦君      10番 青柳宗五郎君     11番 八柳良太郎君     12番 真崎寿浩君     13番 田口喜義君      14番 藤原助一君     15番 澤田信男君      16番 浅利則夫君     17番 佐藤宗善君      18番 高久昭二君     19番 藤原万正君      20番 田口勝次君     21番 佐々木 章君     22番 平岡 均君     24番 佐藤峯夫君-----------------------------------欠席議員(1名)     23番 戸澤 清君-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長         石黒直次君  副市長        東海林文和君  教育委員       佐久間健一君 教育長        小林一雄君  総務部長       大澤 隆君  市民福祉部長     中村清三郎君  産業観光部長     野中秀人君  建設部長       田口陽一君  田沢湖地域センター長 田口威徳君  角館地域センター長  藤川 実君  西木地域センター長  門脇主彦君  角館総合病院事務長  佐藤秀夫君  企業局長       雲雀芳幸君  教育次長       大楽 進君  総務部次長兼総務課長 高橋正市君  総務部次長企画政策課長                               倉橋典夫君  財政課長       黒沢隆悦君  田沢湖病院総務管理課長                               高藤久晴君  会計管理者兼会計課長 田口総一君-----------------------------------事務局職員出席者  議会事務局長     大山 誠君  係長         三浦清人君  書記         高橋精一君----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(佐藤峯夫君) おはようございます。 ただいま出席議員は22名で、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 欠席届は23番、戸澤清君であります。 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。 要望書が提出されておりますので配付してありますので、ごらんください。                         (午前10時00分)----------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 市長より発言を求められております。 石黒市長。 ◎市長(石黒直次君) お時間をいただきまして、一言御報告を申し上げたいと思います。 本定例会の一般質問、またその他の場面におきまして、原油高騰に伴う生活困窮に対する議会からの御心配の御意見をいただきました。 本定例会におきまして、国の動向を踏まえて対応したい旨答弁をいたしておりましたけれども、国におきましては、原油価格の高騰に伴う中小企業各業種、そして国民生活等への対策の強化ということの基本方針が定められ、特に寒冷地における生活困窮者に対する灯油購入費助成など、自治体が自主的に取り組む原油価格高騰対策に、その対策に要する経費については特別交付税措置を講じるという御方針が出されております。 詳細について、まだ把握できていない部分がございますけれども、こうしたことを受けまして、仙北市、当市でも平成19年度市民税の非課税世帯で、その中で70歳以上で構成される高齢者世帯、またひとり親世帯、障害者世帯などの生活保護世帯を除く低所得者世帯に対して、灯油購入費の助成を実施することといたしました。助成額は、1世帯当たり灯油約50リットル相当、5,000円を考えております。支給方法等につきましては現在検討中でありまして、1月の早い段階での実施に向け諸準備を進めております。年末年始というタイミングでもありますけれども、今の準備からいえば、年明け早々ということになろうかと思います。 したがって、専決処分で行わせていただくという可能性も非常に高いということになりますので、ぜひ議員の皆様にはその点御理解をいただきたいというふうに思います。 以上、御報告を申し上げます。----------------------------------- △議案第90号~陳情第29号の一括上程、委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(佐藤峯夫君) 日程第1、議案第90号 仙北市職員定数条例の一部を改正する条例制定についてから、日程第42、陳情第29号 クリオンプール早期着工に関する陳情書まで、以上の各案を一括議題といたします。 各委員長の報告を求めます。 総務常任委員長。 12番。 ◆12番(真崎寿浩君) おはようございます。よろしくお願いします。 総務常任委員会の審査の経過と結果の御報告を申し上げます。 平成19年12月12日水曜日、総務常任委員会に付託になりました議案及び陳情につきまして、平成19年12月18日、田沢湖庁舎3階第1会議室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は、8名全員であります。 説明のため参与として出席を求めたものは、石黒市長、東海林副市長、大澤総務部長高橋総務部次長兼総務課長、倉橋総務部次長企画政策課長重点プロジェクト推進室長水平企画政策課総合情報センター館長黒沢財政課長新山税務課長伊藤管財課長大石国体事務局長田口田沢湖地域センター長藤川角館地域センター長門脇西木地域センター長、安杖選挙管理委員会事務局長ほか関係する職員の方々であります。 会議の書記は、高橋議会事務局主査を任命いたしました。 案件は、本会議において付託されました議案7件と陳情3件、継続審査中の陳情1件、計11件であります。 それでは、案件ごとに御報告をいたします。 まず最初に、議案第91号 仙北市職員の育児休業等に関する条例及び仙北市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを御報告いたします。この議案につきましては、関係課長より詳細な説明を受けたところであります。 本件につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可と決定いたしました。 続きまして、議案第92号 仙北市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、この議案についても詳細な説明を受けました。 本案につきましても、慎重審査の結果、全会一致で原案を可と決定いたしました。 議案第93号 仙北市市税条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、この議案についても詳細な説明を受け、主な質疑は次のとおりであります。 納税貯蓄組合に対する説明の際アンケートを実施したが、その結果はどうだったのかとの質問が出され、答弁としては、回答率が71%、反対する回答もあったが、無回答も155件あった。前納報奨金は組合の財源としていないのが大半であり、個々の本人に還元されることからの結果と見ているとの答弁でありました。 意見として、協力と理解をいただくため、しっかりと周知をすべきであるという強い意見が出されたところであります。 賛成討論としては、前納報奨金を削減することによっての歳入増の考え方はわかるが、少しでも税率を下げられるものについては下げることも求められると思われる。そのことを検討することを要望し、本案に賛成するという賛成討論が出されたところであります。 本件につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可と決定いたしました。 議案第97号 仙北市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。詳細な説明の後、出されました質疑は次のとおりです。 公開請求があった件数は何件なのか。また各庁舎に公開の請求書はあるのか、備えつけてあるのかと。田沢湖庁舎に来なければそれはできないのかという質問が出されました。答弁としては、田沢湖庁舎内の総務課に簿冊を備えつけて、来た方に見てもらっている。今まで請求があったのが、マスコミ関係が3件、一般の方からの請求はなかったという答弁がなされました。 賛成討論として、西木庁舎、角館庁舎における請求、要望などに対し配慮を検討することを要望して賛成すると、このような賛成討論が出されたところであります。 本件につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可と決定いたしました。 続きまして、議案第110号 平成19年度仙北市一般会計補正予算(第5号)についてであります。 詳細な説明をいただき、その後の質疑は次のとおりであります。項目ごとにいきます。 まず最初に、歳入。 9款1項1目地方交付税について、地方交付税の留保分はいつころ入ってくるものなのかという質問が出されました。普通交付税は全額納入となっている。特別交付税の未確定なものが、毎年のことですが、3月の中旬以降確定するという答弁でありました。 次に、13款1項4目災害復旧費国庫補助金に関連した質問です。道路7カ所、河川4カ所の具体的な場所についての質問が出されました。答弁として、本会議のときも説明あったようですけれども、湯淵線が2カ所、ぶな森線が2カ所、向生保内線1カ所、下村北沢線2カ所。河川については、碇沢川右岸、大浦川内沢川右岸、北沢川右岸、内山川右岸との答弁でした。 次に、13款2項3目都市計画費補助金に関連した質問です。地方道路整備臨時交付金で、補助金の内容によっては全額使わなければならないことがあると思うが、この場合、支出未済額を全額返済しなければならないのかとの質問に対し、答弁が、事業計画を組んで行うが、継続期間がある期間内の事業については、請負差額等次年度分を前倒しして補助金を消化することができるが、今回については、この事業の最終年度ということで、工事が完成した暁には精算することで、残額は返還するということになるという答弁でありました。 次に、14款2項2目民生費県補助金に関連してです。電源立地地域対策交付金を受けるには、条件はかなり厳しくなっているものなのかとの質問に、先般の会検での問題のことで、仙台の通商産業局に釈明に訪れた際、今後ともこの交付金を有効に活用してほしいと言われた。今回のことで交付金が少なくなることはないことを確認した。ちなみに、通常だと4,500万が上限ということになっていますが、合併した町村については、旧町村の合算した額ということで、4,760万6,000円が毎年交付されているという答弁がなされました。 次に、15款1項1目財産貸付収入に関連した質問です。減額の主なものは、大安閣に隣接の駐車場の契約解除と、雇用促進住宅に入居している人の人数減が原因なのかとの質問に、答弁として、大安閣に貸し付けをしていた駐車場については、駅東の事業の関係で契約解除となったものである。雇用促進住宅は入居停止ということで、その分少なくなっているという答弁でありました。 大安閣に隣接の土地を雇用促進事業団に売却する気はなかったのかとの質問には、まちづくり交付金事業菅沢地区道路用地の土地所有者が、大安閣駐車場、大安閣そばのこの土地と交換してほしいとの要望があり、交換したので解除したという答弁が出されました。関連して、その時点で議会に報告すべきではなかったのかという質問も出され、答弁として、担当委員会に説明しなかったことについては反省している、今後このような事案については逐一報告したいという答弁をいただきました。 15款2項2目物品売払収入に関連した質問です。車両売払収入の台数と予定していた金額については、また売り払いについてどのように周知したのかという質問が出されました。答弁は、車両については、1台目が旧田沢湖町町長車、予定価格は査定協会による査定額3,000円、その額を最低価格に設定し、実際に売れたのが31万6,575円。もう1台が、企画の方で所管しているスマイルバス、こちらは廃車にした場合の手数料5,000円かかるということで、最低価格5,000円に設定し、売れた額が143万4,000円で売却したと、額がそこそこでよかったという答弁でありました。周知方法については、お知らせ・ナビ、市の広報、ホームページで周知したとの答弁でありました。 東小学校、西長野小学校の教育財産についても、競売するようなことを総務の方では指導できないものか、そのことは教育委員会で決めるものなのかという質問が出されました。答弁としては、基本的には教育財産の引き継ぎを受けてから検討するという答弁でありました。 次に、歳出に移ります。 2款1項5目財産管理費に関連して、角館庁舎において玄関を修理したようだが、ほかに修理する箇所はないのかという質問に、答弁は、今のところ大規模な修理はないと認識しているとの答弁でありました。 次に、2款1項6目企画費、デマンド型乗り合いタクシー運行利用状況はどうなっているのかとの質問に、10月は大人240人、小・中学生普通券、回数券12人、定期券168人、11月は大人が284人、小・中学生の普通券が56人、定期券164人となっていると。今後、冬場になればふえるものと考えていると。現在は試験運行で土日・祝日も運行しているが、極端に利用者が少ない状況で、今後地元代表者とタクシー会社と協議することにしている。4月からの本格運行に対し、万全の体制で臨みたいとの答弁が出されました。 次に、地域づくり塾連携事業費補助金は、文科省並びに県からの補助金はないのかという質問が出されましたが、答弁は、法政大学が文科省の助成を受けて行う事業であり、仙北市としては支援をしている形であるという答弁が出されました。 次に、2款1項10目総合情報施設費総合行政システムの契約満了で、市での買い取りを断られたようだが、契約はどうなっていたのかとの質問に、契約終了後無償譲渡を要請したが無理であった。当時の契約書にも、無償譲渡ができる項目はなかったものであった。今後、このような契約に際しては、契約事項には、期間が満了した場合は無償譲渡を入れた形で契約したいというふうに考えているとの答弁でありました。 質疑は以上であります。 賛成討論として、情報に関しては的確に適度のタイミングを見て、議会、委員会に報告することを願い賛成するという賛成討論が出されたところであります。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可と決定いたしました。 次に、議案第111号 平成19年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)について御報告いたしますが、本件につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可と決定いたしました。 議案第118号 平成19年度仙北市生保内財産特別会計補正予算(第2号)についての御報告です。 本件につきましても、慎重審査の結果、全会一致で原案を可と決定いたしました。 次に、陳情について御報告申し上げます。 継続審査となっておりました陳情第17号 陳情書 地積調査錯誤の修正方についてにつきましては、閉会中に現地調査を行いましたが、さらに調査が必要なため、慎重審査の結果、継続審査と決定いたしました。 次に、陳情第26号 消費税の引き上げに反対する意見書採択を求める陳情につきましては、次のような意見が出されたところであります。 消費税引き上げは、我々の生活に非常にダメージを与えるものである。この意見に対し賛成する。市民は重税感に圧迫されており、税の引き上げに敏感となっているので、この陳情は採択すべきであるなどの意見が出されたところであります。 慎重審査の結果、全会一致で採択と決定し、関係機関に意見書を提出することに決定いたしました。 次に、陳情第27号 秋田内陸縦貫鉄道存続に関する陳情書についてでありますが、意見としては、存続できるものであれば存続してもらいたい。ただ、現状、県の対応を考えたとき、市単独でできるようなものではない。市議会としての対応も含まれてくることから継続審査とすべきであるとの意見。財政効果、費用対効果の関係、県の関係からすれば存続が非常に厳しいと思う。しかし廃止になった場合、桧木内地区、上桧木内地区がさらに寂れることが心配される。財政的な負担を抜きにして考えた場合は、採択して、さらに最終的に県議会、県常任委員会、県知事、県当局の判断を見きわめながらやっていくべきであるので、採択すべしとの意見。北秋田地区と仙北地区では考え方が違うと思われるが、この種の陳情が出てきたからには、結果はどうあろうと、問題はあるが存続を基本に考えていった方がよいと思う。内陸線の費用がどうのこうのでなく、関連して存続による波及効果もあると思われるので、この陳情は採択すべきであるなどの意見が出されたところであります。 この陳情につきましては採択すべきという委員も少数いましたが、さらなる調査も必要との意見も出され、慎重審査の結果、継続審査と決定いたしました。 次に、陳情第28号 法務局の増員に関する陳情についてでありますが、意見としては、コンピューター化されているため、職員が少ないのかもしれない。少しでも増員を図り、市民、住民に対するサービス、的確な間違いのない仕事をしていただくために、この陳情については採択すべきであるなどの意見が出されました。 本陳情につきましては、慎重審査の結果、全会一致で採択と決定し、関係機関に意見書を提出することに決定をいたしました。 以上をもちまして、総務常任委員会の報告を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 総務常任委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。 16番。 ◆16番(浅利則夫君) ただいまの報告に対して、2議案についての報告に対して、ちょっと質問をさせていただきたいと思います。 1つ目は、議案第93号の仙北市市税条例の一部改正、これの報告では、結果としては全員一致の可とすべきというようなことでありましたけれども、その審査状況の報告の中で、納税組合にアンケートをとりながらみたいな、これ市側のそういう取り組みがちょっと報告ありましたけれども、実際、前納奨励金は納税組合に入るのではなく、支払った個人に入るということで、今までこういう市民が全額という形でしっかり払ってくれる、この納税者に対して、こういう前納奨励金なくすことによって、納税のこの市の信頼がなくなるのではないか。納税組合の対象でなく、市民を対象にしたそういうアンケートなり判断なりをして考えていくというか、審査をすべきではないのか。私はそう思いますけれども、そこら辺、単なる納税組合の絡みだけで審議がされてこういうふうな結果が出たのか、そこをお願いしたいと思います。 もう1点、陳情第27号に関してなんですけれども、どうも今の報告を聞きますと、総務委員会の方でこの文面しっかり読んだかなというような感じが受け取られました。ということは、これ県に内陸線が必要だから残してくれと働きかけるのはもちろんですけれども、実際に市民も運動している。この文面を見ると、下段の方ですけれども、地元の熱意が必要なのであるから、仙北市に対して政策的な面での支援、また市民運動に発展するような働きかけをしてくださることというふうな形の陳情なんですよ。県へは県で、この要望とか見きわめ、それのほかにここの仙北市の態度としてこういうふうに盛り上げてくれと、これに対して継続というのは、何かこう腑に落ちない。何でこのような継続になったのか。しっかりとやっぱり文面を見ながら判断すべきではないかなと思いますけれども、そこら辺の審査状況、しっかりと報告お願いしたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 総務常任委員長。 ◆12番(真崎寿浩君) 16番議員にお答えをいたします。 まず最初に、議案の93号のことであります。 質疑の中では、今議員おっしゃったとおり、確かに説明の中で、前納報奨金というものはあくまで個人のものだというお話も伺っております。ただその中で、納税貯蓄組合の中でも、その前納報奨金を原資として運営をしているのが、わずかながらあるという部分の説明もいただきました。そういう中で、納税貯蓄組合というものの存在が、納税者の代表みたいな感じになっている部分でのアンケートをとったという説明であったと思います。その分で、アンケートの結果が、結局は155件の方は無回答という結果が、今言われたとおり、個人の分と考えている方々が多いという結論なのかなというふうに、そう受けとめているという説明でありました。そういうようなことを踏まえて、メリット、デメリットを考えた場合にデメリットの方が少ないということで、この議案が出されてきたという説明でありました。議員言われた、本来であれば、市民に対してアンケートをとるとかという部分、そこまでそうした方がよかったんでないかとかという、そういうふうな話は審査の中で委員からは出ませんでしたので、そのことは御報告しております。 次に、陳情の27号についてでありますが、先ほど申し上げたとおり、採択すべきという意見も出されたのも事実であります。ただしかし、いろいろな面で、議会の中での陳情の採択、不採択という部分では慎重に扱わなければならないという、そういう観点から、継続して、もっと具体的にどうしたらいいのかという部分まで掘り下げて審査をした方がよいというような意見も出されて、結局、継続してもっと具体的な部分まで入っていって審査をした方がよいという結論に至ったと、そういう扱いになったところでありますので、御了承ください。 文面をよく読まないと申し上げられましたが、しっかりと読んで審査に向かったところでありますので、そのことも御報告しておきます。 ○議長(佐藤峯夫君) 16番。 ◆16番(浅利則夫君) 議案93号の方から再度質問させていただきたいと思います。 実際、今回の定例議会に18年度決算が出されました。17年、18年、市民税の一般会計歳入決算の状況を見ますと、不納欠損、収入未済額、不納欠損は若干減っておりますけれども、収入未済額がもう4,200万もふえている。ほとんどふえている。これがこうした中で、これを減らさないようにしっかりと税の徴収対策をするというようなことですけれども、今年度も実際、納税徴収員みたいな形で、人を頼んで徴収をしているというような予算が春先ありました。 しかしながら、こういう全部一括で払ってもらえる市民に対して、こういう奨励金を削るとなれば、実際に大変なことでないかな。そこら辺、しっかりとやっぱり役所の、当局側の説明だけでなく、議員がしっかりそこら辺とらえて、委員会の委員がとらえて、そういう議論をしなければ、市民が結局、いや、税金も上がるし、最大に協力してくれる市民に対しても報奨金みたいなのカットなるんであれば、影響大きいんでないかなと。そういう面では、もうちょっと審議する視点が足りなかったんでないかなと思うので、そこら辺、こういう前納奨励金を廃止して、この未納金、未収金等ふやす仕組みを仙北市みずからがつくるんではないかなと、こう懸念されるんですけれども、そこら辺、何とかそういうふうな意見も出なかったものなのか、実際はそういうところまで踏み込んで議論して、委員会で結論を出してほしかったなと思いますけれども、そこら辺、お願いしたいと思います。 あとは、内陸線の方なんですけれども、実際この文面に書かれているとおり、秋田県知事が春先に、来年3月まで方向性を出すと、このように言っている。これに対して、決まってから、例えば廃止すると、そういうふうな結論出たとき、それを見きわめてから運動すると、そういうもんでないと思うんです。ということで、これはどうしても早く市としての取り組み、市長もこういう面では残していきたいというようなこと言っているんで、議会もやっぱりこういうのには機敏に対応しなければだめだなと思う。でも、継続とはなったけれども、この後の本会議もあるし、例えば継続になっても、早急に途中何か案件で、臨時議会等であれかな、委員会を開催して、この陳情を受けて、早くこの継続に結果を出すような委員会にはできないものなのか、それも含めて再度答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 総務常任委員長。 ◆12番(真崎寿浩君) 最初の議案の93号についてのことでありますが、16番議員御指摘のとおり、そうですともなかなか言えませんので、まず一生懸命審査をしたつもりであります。そういう中で、実際アンケートをとった結果の報告など、またそのメリット、デメリットの部分の説明などをいただき、それを受けて審査をしたところでありました。 逆に、そういう形で審査をした結果が、要望という形で意見が出されたのが、きちっと周知するという部分、また、もう一つが賛成討論の中でも、重税感に対すること、緩和する意味でも税率を下げるなど、そういうことも検討すべきだということを、検討することを要望するとかと、そういうふうなものが出されたのが、実際問題、審査した中での流れだと私は思っておりますので、議会からどうのこうのという部分においては、この意見並びに賛成討論の中身がすべてなのかなと思っておりますので、十分にその意見に対して当局では対応していただきたいと、そういうふうな逆に願いを持っているところであります。 次に、陳情の27号についてでありますが、言われたとおり、早く適切にというようなこと、十分わかっているつもりであります。ただ、先般特別委員会設置という話を総務常任委員会の方に話されたとき、その設置云々のこともございまして、その見きわめも大切なのかなという意識が委員の中にはあったのも事実と思っております。そのことについては、逆に総務常任委員会の中だけではなく、市議会ではこういう考え方なのかなという部分も踏まえての陳情の採択、不採択という部分になってくると思われますので、その分も含めて、もっとしっかりと審査をしなければということで継続になったものと私は考えておりますので、御了承をいただきたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 16番。 ◆16番(浅利則夫君) この陳情第27号について、これ、例えば可とする、採択するにしても、3月議会ではこれ全然意味がないと思う。やっぱり今だからこそ、この陳情は意味があるのではないかなと思うけれども、そこら辺、3月でも知事が方向性出すのを待ってこういうのを採択すると。そこら辺のところ、何かこれをしっかりと審議すれば、こういうような結果にならなかったんではなかったかなというような思いも私するんですけれども、そこら辺、何か今までの答弁で納得できないから、何とか納得できるような審議状況の答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 総務常任委員長。 ◆12番(真崎寿浩君) しゃべり方悪くて納得していただけるかどうかわかりませんが、まず確かににタイムリーに結論を出していくということ、その意味合いも重々わかっておりますが、先ほど述べましたとおり、賛成の意見もありました。そういう中で、もっとしっかり深いところまで審査をして方向づけをすべきという意見も出されたのも事実でありますので、その結果が今回継続審査という形となったものと私は思っております。ただ、16番議員言われるのも重々わかっておりますので、そのような意味合いからも、継続審査といいながらも、総務常任委員会の立場でこのことをきちっと早急に審査をしていきたいと思います。 以上です。
    ○議長(佐藤峯夫君) 他にありませんか。 7番。 ◆7番(門脇健郎君) 陳情第27号について、このことについては、本市の特別委員会の設置について、大変興味深い面、発言したことがございました。その場で、運営委員会の方へお任せするというようなことで運営委員会に回って、そして今度、運営委員会では総務でよく中身を検討して、総務の方に特別委員会の設置について判断するというようなことになっていたはずでございますが、もう1年暮れようとしているけれども、何ら我々にその回答がない。私も歯がゆくて、いつか機会をとらえて話しなければいかんと思っていました。 しかし、今この鷹巣阿仁青年会議所の方からこういう陳情が出たんですが、今言ったように、本市においても特別委員会をつくるというようなことで総務委員会で任されているはずなんです。改めてこれにぶつかったわけではないわけですから。しかも、さっき浅利議員が言ったように、仙北市におかれましては、10年後、20年後の未来を創造し、現存するものを活用して地域の活力を生み出すために秋田内陸縦貫鉄道を存続させるべく、政策的な面での支援、市民運動に発展するような働きかけをしてくださるよう陳情いたしますと書いてある。さらなる調査が必要というのは、どういう調査が必要だと委員会で判断しているのか、そこを一つ。 ○議長(佐藤峯夫君) 委員長報告は、あくまで経過と結果についてのみ述べ、委員長個人見解は控えてください。 答弁を求めます。総務常任委員長。 ◆12番(真崎寿浩君) 陳情27号について答弁申し上げます。 先ほど浅利議員にも述べたとおりでありますが、継続調査の分の意見も出され、また、この陳情は採択すべきとの意見も出された中でありました。ただ、もっと深いところまで調査というニュアンスは、審査の中での解釈としては、今、7番議員に言われましたとおり、総務常任委員会で特別委員会の設置についてということの協議も、前の常任委員会の中、協議会の中だったかちょっと定かでないんですが、その設置方についてはどうなのかという意見交換もしたところでありました。 その部分についての結論としては、存続ありきの特別委員会については無理がある。その中で調査をして、今後方向づけ並びに今後どうなるのかというような部分も調査をする特別委員会ならば設置してもよいと思われるという方向づけがなされ、ただその設置に関しては、総務常任委員会ではなく運営委員会の方でということで、口頭では運営委員長の方に御返事を申し上げているのが、まず前段の方にあります。 そういう中で、今回のこの27号の陳情出された中での審査の中での継続調査という意味合いは、そういうこと、前段の部分も踏まえてのそういう意見が出されたものというふうに私は解釈しております。先ほども申し上げましたが、採択すべきだという委員もいましたが、さらなる調査も必要という意見も出されたのも事実で、その意見についてはそのような解釈、前段の部分からのものがあったからゆえと思っております。それで、結論的には継続調査となったという内容であります。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) 13番。 ◆13番(田口喜義君) 陳情28号についてですけれども、いいですか。 ○議長(佐藤峯夫君) はい。 ◆13番(田口喜義君) 先ほどのこの28号は委員会では採択になっておりますけれども、その報告の中では、コンピューター化されて合理化されておるということなんですけれども、11月11日からのコンピューター化といいますか、電子化で登録が変更されておりまして、このことについて住民がどのように戸惑っているのか、電子化というのは、どういう流れのものをもし審査するとしたら、審査していますか。 ○議長(佐藤峯夫君) 総務常任委員長。 ◆12番(真崎寿浩君) 13番議員にお答えをいたします。 審査の中では、その電子化という部分までは踏み込んで審査をしておりません。ただ、数多く議員の中でも法務局に行かれている方もおります。そういう中で感じる部分がこのような意見としてあらわれたものということで、職員が少ないせいで対応悪かったりする場面があるのかなという部分に接しているからゆえにこういう意見が出され、採択すべきという意見が出されたものと、そういうふうに認識しております。申しわけないんですが、電子化についてどうのこうのというところまでは、審査をしておりません。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) 他にありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 質疑なしと認めます。 総務常任委員長の報告を終わります。 10時55分まで休憩いたします。                         (午前10時45分)----------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                         (午前10時57分)----------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 次に、教育民生常任委員長の報告を求めます。 8番。 ◆8番(浦山敏雄君) それでは、教育民生常任委員会審査の経過と結果の報告を行います。 平成19年12月12日、教育民生常任委員会に付託になりました議案及び陳情につきまして、平成19年12月18日、仙北市田沢湖保健センター2階会議室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 出席委員は7名であります。 説明のため参与として出席を求めたものは、石黒市長、東海林副市長、小林教育長、中村市民福祉部長、大楽教育次長、佐藤角館総合病院事務長、加藤市民福祉部次長兼環境保全センター所長、下総市民福祉部次長兼福祉事務所長、藤井市民課長、熊谷環境防災課長、橋本保健課長、田口福祉事務所・社会福祉課長、高橋福祉事務所・長寿子育て課長、伊藤包括支援センター所長、佐々木教育総務課長、浅利学校教育課長、茂木生涯学習課長、太田文化財課長、高藤田沢湖病院総務管理課長、小玉環境保全センター参事、三浦たざわこ清眺苑施設長、渡部かくのだて桜苑施設長、佐藤にしき園事務長、熊谷神代診療所事務長、田口学校教育課参事、佐藤生涯学習課参事、黒坂文化財課参事、黒沢田沢湖公民館長、小林市民会館長、難波田沢湖図書館長、安杖イベント交流館・学習資料館長、米澤平福記念館長、木元角館学校給食センター所長、佐藤田沢湖学校給食センター所長ほか関係職員等であります。 会議の書記は、議会事務局能美主査を任命いたしました。 案件は、本会議において付託された議案7件と陳情3件であります。 それでは、案件ごとに報告いたします。 最初に、議案第90号 仙北市職員定数条例の一部を改正する条例制定について報告いたします。 議案については、関係事務長の詳細な説明に続きまして、主な質疑の内容は次のとおりでありました。 予算的に赤字だということだが、人数をふやして赤字解消ができるのかとの質問がありましたが、収入増を見込んで7対1看護基準を入れましたと。それで、人件費等差し引いても十分赤字を解消できるものと考えているとの答弁があったところでございます。それから、両病院の経営統合を図っていかなければいけないと思うが、めどはついているのかとの質問がありましたが、統合については、医療改革会議等でも議論されているところでありますが、結論には至っておらないということでございます。それから、総務省が公立病院の改革を打ち出しているので、最終的には市の政策として判断するものと考えているとの答弁もありました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可と決定いたしました。 次に、議案第96号 仙北市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について報告いたします。 議案が離れてありますけれども、これは病院事務長が御多忙ということで、最初に96号について審議したわけです。 議案については、関係事務長の詳細な説明を受けました。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可と決定いたしました。 次に、議案第110号 平成19年度仙北市一般会計補正予算(第5号)のうち、教育民生常任委員会関係について御報告申し上げます。 議案については、関係部課長等の詳細な説明に続き、主な質疑の内容は次のとおりでありました。 福祉関係の灯油の値上がりについて市の対策はとの問いに、まだ詳しい内容について届いていない。通達等が届き次第検討したいと考えているとの答弁があったところでございます。この件については、先ほど市長から申し上げた内容だと思います。私の方の聞いたときには、こういうような答弁でございました。 それから、ごみ処理施設管理運営費について、修繕にかなりの経費がかかるが、安くなるような工夫はしているのか、また修繕計画を立てていると思うので、委員会に示せないのかとの質問に、メーカー独自の特許的なものがあるわけでございまして、今後も安くなるような工夫をしてはいきますけれども、修繕計画を立てて、建設当初には作成した計画はあるようですけれども、当時とは状況が変わっているようなこともございまして、その点を見直してまいりたいという答弁があったところです。 それから、角館小学校建設工事で、地元業者への発注についてどれくらいの額的にあったのかということでございますが、また机、いす等の備品購入についてもどのような考えを申しているのかという質問でございましたけれども、地元業者への発注については、業種はガラス工事、木工事、足場、土工、クレーン関係、金属加工、左官など、そういう金額にしては約2億円の契約をしているということで、その契約率というのは11.7%ということになっているようでございます。また、机、いす等については、今現在使用しているものをそのまま使っていきたいということでございます。ただし、それにはやっぱり相当の補修が必要なものもあるので、年内に確認して、財政と相談の上、発注を急ぎたいという答弁があって、我々も聞いたところでございます。 本案については、慎重審査の結果、原案を可と決定いたしました。 次に、議案第115号 平成19年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御報告申し上げます。 議案については、関係課長等の詳細な説明を受けたところでございます。 本案については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可と決定いたしました。 次に、議案第116号 平成19年度仙北市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)について御報告申し上げます。 議案については、関係課長等の詳細な説明を受けたところでございます。 本案については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可と決定いたしました。 次に、議案第117号 平成19年度仙北市介護保険特別会計補正予算(第2号)について御報告申し上げます。 議案については、関係課長等の詳細な説明を受けたところでございます。 本案については、慎重審査の結果、全会一致で原案を可と決定いたしました。 次に、議案第120号 平成19年度仙北市病院事業会計補正予算(第2号)について報告申し上げます。 議案については、関係事務長の詳細な説明を受けたところでございます。 本案につきましても、慎重審査の結果、全会一致で原案を可と決定いたしました。 次に、陳情審査の報告をいたします。 まず最初に、陳情第24号 後期高齢者医療制度に対する広域連合への意見書の提出を要請する陳情につきましては、採決の結果、採択と決定し、関係機関に意見書を提出することを決定いたしました。採決の結果、24号については賛成多数ということでございますが、5対1ということで、委員長の私は入っていませんけれども、そういう採決の結果でございます。 それから、陳情第25号につきましては、後期高齢者医療制度に対する政府・厚生労働省への意見書の提出を要請する陳情書につきましても、採決の結果、これは不採択と決定しております。賛成少数ということで、1対5、委員長は除いておるわけでございますが、採決の結果でございます。 それから、陳情第29号 クリオンプールの早期着工に関する陳情につきましては、慎重審査の結果、全会一致で採択と決定いたしました。 以上をもちまして、教育民生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 教育民生常任委員長の報告に対する質疑に入ります。 18番。 ◆18番(高久昭二君) 浦山委員長から詳しく御説明いただいたわけですけれども、ちょっと二、三お聞きしたいと思います。 1つは、後期高齢者医療広域連合の準備委員会に対する負担金390万、議案第110号でも市当局の方から御説明はいただいておるんですが、それとの関連で、陳情第24号、さらに陳情第25号が、24号は広域連合への意見書、25号が政府・厚生労働省への意見書提出ということですが、広域連合の場合は採択で、議案第25号の政府・厚生労働省への意見書は不採択というのは、どういう具体的な主な理由で25号が不採択になったのか、その点。 それからもう一つは、報告には全く触れてございませんけれども、ひとつ予算をお聞きしたいと思います。実は、4款衛生費の汚泥再生処理センター、9月の時点では今入札しなければ大変なことになると、国からの事業で前倒しで来ているし、これをさらにまた繰り越しできないというふうなことでしたが、結果からすれば、まだ現在アタカ大機さんの方でも下請業者が決定なっておらないようですし、いつから具体的に着工するというふうな話もまだ聞こえてきませんが、この件に関しては、委員の皆さん方または当局からの御意見、御説明等があったのかなかったのか。 それから次に、文化財管理費の関係、全く御報告では触れてございませんが、もしなければなくてもあれですけれども、桜保護費、文化財の研究関係の冊子作成等、どのようなあれであったのか、もしなければないで結構ですけれども、ひとつ答弁をお願いいたします。 それから、10款2項3目学校建設費に、統合小学校の建設事業費で15万2,000円、神代小学校の建設事業費として18万3,000円が今回の補正予算されてございますけれども、これに対してもし御意見なりまたは御質問、委員の方々、さらには当局からの御説明等はもしあったのかどうか、その点をお知らせいただきたいと思います。 よろしくお願いします。 ○議長(佐藤峯夫君) 教育民生常任委員長。 ◆8番(浦山敏雄君) 順不同になるかもしれませんけれども、御了承願います。 一番最初の後期高齢者の陳情書の件でございます。これについては、当然皆さんのお手元にも意見書案なり、提出してくださった会というものもあると思います。この2つ、内容を見てみますと同じ内容になっていますけれども、24号についてはいわゆる秋田県後期高齢者医療連合への陳情と、それから内閣総理大臣、厚生労働大臣というふうに25号の方にはなっておるわけです。 内容を見ますと、同じような関係のことが書いてありますけれども、いずれ24号については、もちろん私どもの委員会でもこの内容については検討したわけですけれども、1から6項目、陳情項目がありますけれども、やはりこれについては、特に制度の周知徹底を図るとか、あるいは老人の方々の声を聞くとか、そういういろんな内容が入っているわけです。ですから、これはこれからもやっていかなければならない事項があるんだということです。そのほかにもありますけれども、いずれこういうものについて、新聞報道等で皆さんもおわかりのとおり、政府も若干手直しなりあるいは開示することが内容にあるのでないのかなという報道もなされておりますが、今申し上げました、高齢者の意見を反映できる仕組みをつくることだとか、健診のことももちろん入っておりますし、いろいろ6項目ありますけれども、そういうことで、これについてはやはり委員会としては採択をして、そして進めていくものも内容にあるというふうに判断したわけでございます。 25号については、やはり内容は同じですけれども、後期高齢者医療制度そのものを中止あるいは撤回しということでございますけれども、当議会でも、先にこういう制度を是認してもちろん進めているわけですし、秋田県そのもの、国全体も、この法律に基づいて今着々と4月に向けて発車している、進んでいるということでございますので、やはりそこの根本的な考え方を撤回しあるいは廃止してしまえということについては、こういうことは陳情書としては不適合であるというふうに判断して、それも採決したわけですけれども、少数の方1名、ほかはあれだということで採決して決めたわけでございます。 それから、環境保全センターの件でございます。これについては、維持補修費関係もかなりありますけれども、それはそれとして、この入札の関係でございますけれども、いわゆる入札をやるには公募型の指名競争入札と。それから、いろんな総合評価落札方式だとかといって、いろいろなやり方が、従来型を改良した新入札制度を導入してやろうということで、プロポーザル式というものを、その中間的な方式ですけれども、そういう方式をとって進めていこうということで、着々そういうふうに進めているようでございます。ということで、手引書は私のところにはまだ来ていませんけれども、そういう議論を我々委員会としてもどうなのかなということで議論をしておりました。 それから、学校建築のいわゆる15万4,000円だとか、当然補正予算の関係だと思いますけれども、特に私どもそれを取り上げて議論してはおりません。 以上であります。 ○議長(佐藤峯夫君) 18番。 ◆18番(高久昭二君) 今回の後期高齢者医療制度の問題については、既に御承知のとおり、来年4月から1万5,000円以上の年金を受け取る65歳以上の方々が、保険料または税を年金から天引きする、特別徴収するということを、既に厚生労働省が今回の第164回通常国会で、自民、公明党による医療制度改革法案を国会で可決して成立しておるわけでございます。 ですから、そういう点の問題点、特に年金から天引きされるという問題点と、介護保険料ももちろん合わせて天引きされるという問題点、さらには一般の国民健康保険の制度からは切り離されるわけでございますけれども、当初は若干安くても、いずれ介護保険料と同じように適時見直しを図っていくということも公言しておりますので、そういう点での、国の方としては特別徴収するということで天引きということは、介護保険を実施してみて非常にやりやすいし、徴収率が非常に高いということも経験を踏まえて今やろうとしているわけですが、やっぱり市民の中の該当者の方々の中には、非常に不安を持っている方も実際おるわけでございますので、そういう点でやっぱり広域連合に対する意見書を出して、国、政府には出さないというふうなことでは、市民の方々に説明する場合、ちょっと矛盾を感じられるんではないかなと思いますけれども、その点は、この不採択に賛成した委員の方々からどのような御意見が出されたのか、もしあれば、二、三、御披露していただきたいと思います。 それから、汚泥再生処理センターについての下請関係、それから、いつから入札した後の工事を着工したいというふうに、当局は当然アタカ大機さんと連絡とり合っているはずですから、その関係は全く議論または当局からの御説明がなかったのか、その点をひとつお知らせ願いたいと思います。 それから、文化財管理費や桜保護管理費、文化財の研究費用及び冊子等の事業関係は全く説明というものはなかったのか、その点、再度お願いしておきます。 ○議長(佐藤峯夫君) 教育民生常任委員長。 ◆8番(浦山敏雄君) まず最初に、陳情書の件ですけれども、おっしゃるとおり、年金から差し引かれるとか、そういういろんな内容にはなっております。しかしながら、何回も申し上げますけれども、当議会も制度そのものに対しては反対をしないで賛成で通しているということももちろんあるわけです。ただ、その年金額だとかということなれば、やはりその具体的な内容の関係ですので、そういうものについては、秋田県の後期高齢者医療連合会長の方にそれを提出して、頑張ってもらうということがいいんでないかということで、やっぱりこっちの25号については、もう制度そのものを廃止してしまえと、あるいは中止してしまえという内容で、私、高久さんと意見がちょっとそこら辺がかみ合わないんですけれども、委員会としては、それはやっぱり制度を皆さんにもう少し告知して、こういうふうになるよと、あるいは老齢者の人たちは苦しいけれどもこういうふうになるよとかという、そういう周知の徹底については今後も続けていかなければいけないし、これからもやっていかなければならない事項なので、実際、秋田県の方のあれの方が一番通じやすいと。政府に対してこれはやめてしまえということとは相反するものでないかというふうに、そういう委員会の中の話もありました。そういうことで、これについてはこのようにしたわけでございます。 それから、入札いつごろだとかという話ですけれども、それは進めたいんだけれども、いつごろこういうふうになっていくという手続上のあれについては説明がございませんでした。 ○議長(佐藤峯夫君) 18番、よろしいですか。 ◆18番(高久昭二君) はい。 ○議長(佐藤峯夫君) 6番。 ◆6番(安藤武君) 私も陳情第24号について伺うものでありますけれども、まずこの後期高齢者医療制度の不安というのは、これはだれしも、私どももそういうふうに感じておりますけれども、私どもに出された資料の中に、そういう不安材料というのはかなり解消されるような中身です。これについて、十分これを踏まえてそういう論議をしたのかなという部分で、私はちょっと心配な点でありますけれども、いずれにしても、そういう連携はきっちりやるというふうに、ここの中ではうたっているんです。それで、その中で採決の結果ということになったんですけれども、その5対1の1の部分の意見というのはどういうもんだかということをまず伺いたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 教育民生常任委員長。 ◆8番(浦山敏雄君) 5対1の1件の内容についてでございます。 ◆6番(安藤武君) 1の方だけでいいです。 ◆8番(浦山敏雄君) やはりこの意見については、そういう中身の問題も当然やっていかなければいけないから、やっぱり国なりそういうところにも、やはりこっちと同じで廃止するやつと相反するけれども、やっぱりこのものも、この内容について6項目あるんだけれども、その要望について、やっぱり国にも出しておく必要がありますよというような意見でございました。 ○議長(佐藤峯夫君) 6番。 ◆6番(安藤武君) 24の方については、秋田市長が会長なのでそこに出してやる。うちからも優秀な代表を出しております。そこに話をきっちりしていければ、ここまでの形です、これは一つのそのあれですけれども、そういう部分の配慮の仕方という議論は出なかったですか。 ○議長(佐藤峯夫君) 教育民生常任委員長。 ◆8番(浦山敏雄君) そういう話は特になかったというよりも、少しだけ、簡単に言えば、私たちの方の議長もいわゆるその広域連合の方に入っているので、そこは出してもうまくないのではないかと、そういう話が出ました。けれども、やはりこの24号については、これから周知徹底、老人の方々にもちゃんと聞かせて、そういう話も6項目の中に入っているんですよ。それは当たり前でしょう。そうではありませんか。 ○議長(佐藤峯夫君) 委員会での経過と結果についてのみ答弁願います。 ◆8番(浦山敏雄君) 委員会の結果はそういうことです。 ◆6番(安藤武君) 討論でやらせていただきます。 ○議長(佐藤峯夫君) 22番。 ◆22番(平岡均君) 委員長も市議会旬報を見て-1670号に後期高齢者医療制度の見直しが全国の市議会でも最多という記事が載っています。私が今委員会に聞きたいのは、無年金者がこの市内にもいるわけですよ、無年金者。掛けなかった人、いますよ。こういう人が今の該当する方の中にいるわけです、75歳以上の人に。いっぱいいますよ。こういう人がことしの4月1日から対象者になるわけです。どうするんですか、こういう人。もう一つ、月に本当に数万円しか収入のない人。きのう私のところに相談来た人は年金が月に2万円でした。この人、引かれませんよ。金額ないわけですから。そういう人がこの前あなたが質問したときに、私、マイナスというやじを飛ばしたんですが、マイナスになってしまうんです。社会保険庁が自動引き落としできません。そういう人、論議になりましたか、そういうことが。まずこの点、どうですか。 ○議長(佐藤峯夫君) 教育民生常任委員長。 ◆8番(浦山敏雄君) 結果と報告をいたします。 結果について、議論しておりません。 ◆22番(平岡均君) だめなんだ……。 ○議長(佐藤峯夫君) 22番、発言の許可を得てから発言してください。 ◆22番(平岡均君) はい。 ○議長(佐藤峯夫君) 22番。 ◆22番(平岡均君) やってないことは聞かれませんが、それではひきょうなんだ。本当はそういうことを私たちはあなたの委員会に付託しているわけですよ。一番聞きたいのはそこなんだな。権威ある教育民生常任委員会に私たちの付託するのはそこなんだ。だから、本当もう一回やってもらいたい、ここをさかのぼって。 ○議長(佐藤峯夫君) 質問ではないですね、22番。 ◆22番(平岡均君) 討論ですね。 ○議長(佐藤峯夫君) 答弁結構です。 10番。 ◆10番(青柳宗五郎君) 私もこの24号の件につきまして、ちょっと御質問をさせていただくわけでございますけれども、御承知のように、秋田県の後期高齢者連合会の方には、当議会の方より議長が委員として出席をしているわけでございます。そしてまた、私もそれに1票を投じた一人でもございまして、そしてまた他地域におかれましても、この広域連合がうまく行くように、私自身、未熟ではございましたけれども、各地域に一緒に回った部分もあるわけですけれども、そうしたことから考えますと、こうした秋田県の後期高齢者の方に陳情書、意見を出す、これはまさしく我が議会の方から議長が出席しているところに意見書が出るわけでございます。そうしたときに、私はやはり出席している委員としての立場を考えますれば、大変きついものがあるのかなというふうに考えておるわけでございますけれども、委員会の方でこうした採択を決定する前等に、議長の例えば職務出席等を得ながら意見を聴取したのかしないのか、その分だけお知らせをいただきたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 教育民生常任委員長。 ◆8番(浦山敏雄君) お答え申し上げます。 先ほど6番からも話ありましたように、その内容としてはありました。そういう中身もありましたけれども、議長の御意見は求めませんでした。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) 他にありませんか。 20番。 ◆20番(田口勝次君) 陳情の29号についてお伺いいたします。 これについて、当局の考え方をもとにしてこういう採択ということになったのかどうか、当局から考え方が述べられているのかどうか、この点お聞かせください。 ○議長(佐藤峯夫君) 教育民生常任委員長。 ◆8番(浦山敏雄君) この陳情書については、前にも何というか、やってほしいという陳情が出ていましたし、またこれは早期着工ということでございますので、この中身としては、やはり当局から話を聞きました。というのは、やはりそういう各種団体がかなり出ていまして、5団体だかこの中にありますけれども、前に採択した陳情の趣旨もありましたので、内容についてはやはり市民のそういう予防医学といいますか、そういうふうな関係で、これは医療費を抑えることができるんではないかなということで、急ぐべきでないかなという話で、委員会としてはそういうふうにして話して採択しました。 ○議長(佐藤峯夫君) 20番。 ◆20番(田口勝次君) 当局の説明者はだれですか。 ○議長(佐藤峯夫君) 教育民生常任委員長。 ◆8番(浦山敏雄君) 部長以下関係課長です。教育長も出ています。 ○議長(佐藤峯夫君) 20番。 ◆20番(田口勝次君) そうでなくて、これについては私も一般質問していますけれども、一般質問の中での議論というのはあるはずなんです。あったんです、これに関する。それを当局がもし別の形で議会側がそれを受けて採択という方向にいっているとすれば、一般質問における答弁と考え方が変わってきている、変わった形での恐らく委員会に対するお答えをしていると思うんですよ。その点を聞きたくて今発言しているわけですけれども、どうですか。 ○議長(佐藤峯夫君) 教育民生常任委員長。 ◆8番(浦山敏雄君) これは継続してずっとまたこの陳情書が出てきたもんだから、教育長から直接そういうふうな質問なり答弁なりはなかったわけですが、関係部課長から聞きますと、そういう内容が、例えば変わったから、今度当局が採択するかしないかというのは、まず我々はこういう判断すると。委員会としては採択するという、全会一致で採択と決定したわけですが、当局がやるかやらないかという中身の内容になれば、そういうような内容については審議しておりません。 ◆20番(田口勝次君) 聞いてないということでしょう。 ◆8番(浦山敏雄君) 委員会として出席して、この陳情書を採択、その前に委員長がこれについて何かありますかということは聞いていますので。なかったです。 ○議長(佐藤峯夫君) 20番。 ◆20番(田口勝次君) 私聞いているのは、当局の考え方をもとにして委員会が採択したのかどうかということを聞いているので、委員会の考え方で採択したとすれば、それはそれでわかりますので、どっちですかということを聞いているんです。 ○議長(佐藤峯夫君) 教育民生常任委員長。 ◆8番(浦山敏雄君) 委員会の考え方でそうしました。 ◆20番(田口勝次君) はい、わかりました。 ○議長(佐藤峯夫君) 以上で質疑を終わります。 教育民生常任委員長の報告を終わります。 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。 7番。 ◆7番(門脇健郎君) 産業建設常任委員会審査の経過と結果の報告をいたします。 平成19年12月12日、産業建設常任委員会に付託になりました議案及び陳情につきまして、12月18日、田沢湖総合開発センター1階大集会室において委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。 委員は全員出席であります。 説明のため参与として出席を求めたものは、石黒市長、野中産業観光部長、佐々木産業観光部次長、田口農村整備課長、布谷農政課長、佐藤観光課長、花脇商工課長、田口建設部長、佐藤建設課長、草なぎ都市整備課長、高田下水道課長、雲雀企業局長、高田業務課長、高村工務課長、武藤農業委員会事務局長ほか関係職員であります。 会議の書記には、田口議会事務局主査を任命しました。 案件は、本会議において付託された議案11件、陳情1件、継続審査となっている陳情1件、それから当局提案の道路特定財源の確保等に関する意見書の提出についての審査と合わせて合計14件でございます。 それでは、案件ごとに報告をいたします。 議案第94号 仙北市営住宅条例の一部を改正する条例制定について。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第95号 仙北市企業局職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例制定について。 これについては、国の法律改正に伴うもので、育児短時間勤務制度の創設、地方公務員法の一部改正により自己啓発等休業制度が創設されたことにより、条例を整備するものであります。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 次に、議案第110号 平成19年度仙北市一般会計補正予算(第5号)であります。 議案については、関係当局の詳細な説明に続き、主な質疑は次のとおりであります。 6款の畜産事業費、強い農業づくり交付金事業費についての質疑には、国の補助事業で、田沢湖生保内町田地区飼料生産組合に対する補助金であります。この組合は当初20年度で実施希望したのでありますが、県から19年度で前倒しして実施してほしいという要望があって補正したものであります。中身は、裁断型コンビラップ1台、ロールカッター1台、自走式マニュアスプレッダー1台分の補助で、補助率は国2分の1が限度でございます。 それから、8款の地方道路整備臨時交付金事業費でございますが、田沢湖橋への組み替えについてと現状についてという質疑がございました。本来であれば、もっと早期にやるべきであったんですが、秋田新幹線開業の際に落橋防止が義務づけられた。秋田県では田沢湖橋だけだったということであります。落橋防止とあわせて調査したところ、補修が必要ということで、これについて設計を終え、県を通して国と協議したところ、地方道路整備臨時交付金事業の中で発注し整備するよう指導があったための補正であります。工法については、今のコンクリートに鋼板を巻き建てする補強工事であります。議決後に発注し、今年度中に完成予定であります。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第112号 平成19年度仙北市下水道事業特別会計補正予算(第2号)。 これにつきましては、起債関係の補正でございまして、平成3年度末までの事業実施のため借り入れしていた高利子の公的資金を一たん繰上償還し、公債費の軽減負担対策として国が認めたもので、3年間で行うものであります。利率5%以上の政府資金を今年度から繰上償還して借りかえようとするものでございます。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第113号 平成19年度仙北市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)。 議案第112号と同じく、平成3年度までに借り上げた事業債を繰上償還しようとするものであります。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第114号 平成19年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 続いて、議案第119号 平成19年度仙北市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第121号 平成19年度仙北市水道事業会計補正予算(第2号)。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第122号 市道の変更認定について。 角館地区のみのり台2号線、まちづくり交付金事業に伴う市道の変更で、起点の位置の変更であります。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第123号 市道の認定について。 角館地区小館7号線、駅東南北線、駅東中央線、みのり台3号線でございます。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 議案第124号 公の施設の指定管理者の指定について。 これは、西木町のかたくり館の管理の関係でございますが、本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で原案を可とすべきものと決定をいたしました。 次に、継続審査となっておりました陳情第19号でございますが、緊急避難経路の施工についてということでございますが、慎重審査の結果、全会一致で採択すべきものと決定をいたしました。 陳情第23号 市道神代保育所線道路側溝布設延長について。 本案につきましては、慎重審査の結果、全会一致で採択すべきものと決定をいたしました。 それから、先ほど申し上げましたが、当局から提案された道路特定財源の確保に関する意見書を提出してくれということでございました。 このことについては、仙北市が抱えている道路整備情勢をかんがみた場合、山間地・積雪地では整備が必要であるという立場に立って検討してほしいということでございました。 慎重審査の結果、全会一致で関係省庁に意見書を提出すべきものとして、議員提出議案として本会議に提出することにいたしました。 以上をもって、産業建設常任委員会の報告を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 産業建設常任委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。 18番。 ◆18番(高久昭二君) 二、三、ちょっとお尋ねしたいと思います。 議案第94号の市営住宅に関する今回の条例制定でございますけれども、市営住宅に対する要望は、高齢者またはひとり暮らし障害者と、かなり強いわけでございますけれども、今後の整備等について、各委員の皆さん方からの御意見や御要望、また市当局の方から今後このような計画を検討してみたいというふうな御説明等あったかなかったのか、ひとつお聞きしたいと思います。 さらに、議案第110号、歳出の6款農林水産業費のおばこ担い手経営安定化資金の利子補給金は1万1,000円、市負担分でございますけれども、JAさんとの関係で、担い手関係の農家に対するこういうふうな制度はよくわかるわけでございますけれども、小規模農家、一般農家に対する今回の生産者米価の大幅引き下げ等の下落等の関係での市の考え方を御質問する方または御意見を述べる方があったのかどうか、お聞きしたいと思います。 それから、7款商工費の伝承館関係での館蔵品の備品購入が31万円でございますが、これについては当局からの説明、または委員の皆さん方からの御意見等あったのかなかったのか。 それから、8款土木費まちづくり交付金事業は、今回財源振りかえでございますけれども、NTT跡地は既に購入されたようでございますが、幾らで買われたのかということとか、さらにはかつてのまちづくり研究所や館町、岩瀬町商店会等の話し合い等、今後の御要望等については市のお考えはどのようであるのか、または委員の皆さん方からの御意見等なかったのか。 さらに、議案第113号の集落排水関係で、全会一致ではございますけれども、加入促進のためのいろんな手だてなり御要望等、各委員の皆さん方御意見なかったのか、その点をお尋ねしたいと思います。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) 産業建設常任委員長。 ◆7番(門脇健郎君) 市営住宅関係のことについてですが、今聞かれたようなことについてはありませんでした。 そのほかについても、大変残念ですが、委員会の中では審議いたしません。 ○議長(佐藤峯夫君) 18番。 ◆18番(高久昭二君) 産業建設常任委員会では、以前から委員会として、このまちづくり交付金事業関連、特に中心市街地の活性化に関する約1億円を駅東の方から代用振りかえして、館町、つまり今のNTT跡地につくることについては、いろいろこれまでも審議なさってきたというふうに私は聞いておりますので、そういう点も踏まえた、委員長は、いろいろ御意見なり、活発に委員会で交わされていると思いますが、その点、いかがなもんでしょうか。 ○議長(佐藤峯夫君) 産業建設常任委員長。 ◆7番(門脇健郎君) 常任委員会の委員会の中では審議されませんでしたので、今しないと答えましたけれども、その後協議会を開いていろいろ審議はいたしましたが、そのことについては今ここで答弁すべきものでないと思いますので、控えたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 質疑ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 質疑なしと認めます。 産業建設常任委員長の報告を終わります。 13時まで休憩いたします。                         (午前11時50分)----------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                          (午後1時00分)----------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 次に、一般会計等決算審査特別委員長の報告を求めます。 8番。 ◆8番(浦山敏雄君) それでは、平成19年12月12日、一般会計等決算審査特別委員会に付託になりました議案につきまして、12月13日、14日の2日間、仙北市田沢湖庁舎第1会議室において特別委員会を開催しましたので、その審査の経過と結果について御報告いたします。 初めに、委員長及び副委員長の選挙を行い、委員長には、委員からの推薦によって私、副委員長には、委員長の指名により安藤武委員を選任しております。 12月4日に設置された本特別委員会の委員は11名でありますが、1日目の出席委員は9名で2名の欠席、2日目の出席委員は10名で1名の欠席であります。 議長には、職務のための出席をお願いしております。 説明のため参与として出席を求めたものは、石黒市長、東海林副市長、小林教育長、三浦代表監査委員、藤原監査委員、大澤総務部長、中村市民福祉部長、野中産業観光部長、田口建設部長、田口田沢湖地域センター長藤川角館地域センター長門脇西木地域センター長、雲雀企業局長、大楽教育次長ほか関係課長等であります。 会議の書記には、議会事務局の三浦係長を任命しました。 案件は、本会議において付託された議案第98号 平成18年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第109号 平成18年度仙北市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの12件であります。 審査に当たっては、会計管理者からの概要説明の後、審査過程において、その都度必要な資料の提出を求め、慎重審査の結果、議案第98号 平成18年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定について、及び議案第103号 平成18年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてまでの2議案については、採決の結果、賛成多数で原案を認定と決定いたしました。 それから、議案第99号 平成18年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定についてから、議案第102号 平成18年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定について、並びに議案第104号 平成18年度仙北市老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定についてから、議案第109号 平成18年度仙北市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの10議案については、慎重審査の結果、全会一致で原案を認定と決定いたしました。 それでは、審査の過程で行われた質疑応答、議論の主なものについて報告をさせていただきます。 最初に、一般会計歳入歳出決算であります。 歳入でございますが、税収の不納欠損額及び未収金の状況と前年度の比較はとの質問に対しまして、不納欠損額の市民税は85人で292件、金額が221万831円、それから固定資産税は172人で623件で1,026万1,777円、軽自動車税は24人の24件で9万9,000円、都市計画税は8人の31件で11万3,068円であります。 収入未済額では、入湯税の現年度分は6件、過年度分が1件の7件であります。入湯税の収入未済分は、分割しているケースもあり、平成19年度中の納付を目標に努力しているところであります。それから、軽自動車税については、軽四輪自動車、バイク、農業機械までが対象となっており、廃車にもかかわらず、名義変更もされないで放置されている場合もあります。引き続き調査し、収納率の向上に努めたいということでございます。 平成17年度との比較については、昨年度は合併のため、市としての決算は9月20日以降であることから、単純比較はできませんでした。 なお、収入未済額は平成19年5月31日までに収入とならなかったもので、6月以降に納付している場合もあり、現在ではこの額より減少しているということでございます。多額の未収金が発生しないよう、努力を続けてまいりたいとの答弁でありました。 歳出では、環境保全センターの保守管理契約の内容についての質問に対しまして、保守管理契約を締結して、年1回総合点検を実施していると。この点検に基づき、緊急性を勘案し、年次計画により順次修繕を行っている。突発的な故障の際は、その都度補正で対応しているということでございます。 次に、中山間地域等直接支払事業の単価基準と支払い先はとの質問でございますが、交付単価の基準は、団地の形状区分と取り組みの内容により、それぞれ10割交付か8割交付かに区分される。例えば、急傾斜地の10割交付では平米当たり21円、8割交付では16円80銭となり、緩傾斜の10割交付では平米当たり8円、8割交付では6.4円となっている。交付金の支払い先については、集落協定を締結した代表者に支払われ、最終的には集落と個人にそれぞれ半分が支払われておるということでございます。 特定農山村市町村支援事業で、ヘリのオペレーターの確保対策の対象者と現在有資格者は何人かとの質問がありましたが、平成18年度の田沢湖地区の事業であって、対象者は42人、現在のいわゆる有資格者といいますか、資格のあるものは市全体で23人いるということでございます。 それから、企業誘致に関して、産業振興条例で、ほかより有利な条件を提示しても誘致できない理由はどこら辺にあるのかと、どういう理由があるのかとの質問もありました。そのことにつきましては、周辺の立地環境において、産業別企業集積ができていないことが大きな要因の一つと認識している。企業誘致に関しては、重点プロジェクトとの関連もあるが、引き続き、適地の調査やおのおのふるさと会を活用した情報収集の充実を図っていきたいということと、つけ加えられたことは、せっかく来ていただいても、やはり人的採用というか、労働力不足といいますか、そういう関係も解決していかなければならないということもありました。 道路工事において、同じ場所を順次何度も施工することなく、水道や下水道の担当部局と連携し、舗装工事等の効率化を図ることができないかとの質問もありました。道路工事の後さらに水道工事等が重なることもあり、田沢地区では道路改良工事と下水道工事は並行して、できるだけ住民の迷惑にならないような施工方法をとっているということでございました。県道においても、県の地域振興局とはできるだけ一体化した形で実施するよう協議しているということでございます。 それから、監査委員の改善を要する事項として指摘されている返還となった支出の内容はとの質問もありました。監査委員の報告書に載っていますから。平成18年度に社会教育中期計画策定にかかわる会議に、月額報酬を受けている教育委員が出席した際、報償費をお支払いしたため、平成19年11月22日に12回分、4名の委員から4万2,000円を返還していただいたものであります。教育委員には大変な迷惑をおかけし、最終チェック機関としての責任を痛切に感じている。今後、このようなことのないよう十分に注意したい。これは、1回で、たしか3,500円になっているのです。 また、一般会計における歳入歳出決算の審査過程において、今後の事務事業遂行に当たり、次の意見や要望がありましたので、あわせて報告します。 税金及び学校給食費等の税外収入において、納付者の不公平感が生じないよう、可能な限り欠損処分を避けるように努めるとともに、とりわけ現年度の未納の解消には、より一層強力に取り組むこと。 2つ目、保健師の活動にあっては、積極的な訪問保健指導活動に取り組むこと。 3つ目、活動休止状態の施設の有効利用を促進すること。 4つ目、企業誘致の実現化に向け、具体策を検討して実行すること。 5つ目、健全な財政運営のための行財政改革を具現化し、可能なものから早期着手されたい。 次に、各特別会計歳入歳出決算について、審査の過程で行われた質疑応答、議論の主なものについて御報告いたします。 集落排水事業特別会計については、幾らかでも個人負担を軽減するため、低金利な長期資金の融資はないかとの質問に対しまして、浄化槽設置のための融資あっせん制度がある。限度額が100万円、5年返済で市が利子補給をしている。また西木地区では、限度額72万円までの無利子の資金があるということでございます。 次に、国民健康保険特別会計についてです。国民健康保険事業財政調整基金と予備費の目標額は、また、今決算の状況から今後の国保税の引き下げはできないかとの質問があったわけでございます。基金積立額は、過去3年間の保険給付費平均の25%程度、予備費については、療養費の5ないし6%程度というように県から指導されている。国保税は、昨年度と今年度に引き上げを行ったが、税率の引き下げについては現段階では考えていない。医療費が当初見込みより約3%増加している中、今後の動向によっては、さらに税率改正の議論が必要と危惧されるが、そうならないように努力したいという答弁をいただいております。 それから、患者数が減少している診療所と市内の病院との関係について、例えば、入院や手術の場合は病院へ行っています、回復後の通院治療は診療所というような連携が図られているのかという質問に対し、病院の紹介先は原則として市立角館病院としているが、すべて角館病院というわけではなく、医師の判断によりほかの病院にも紹介しているという回答でございました。また、入院治療により治療効果があらわれ、再度診療所に投薬治療に来るケースもあるということです。 それから、生保内財産区特別会計についてでございます。緑資源機構の受託保育事業は今後も継続するのかとの質問に、緑資源機構の前身は森林開発公団であり、独立行政法人緑資源機構に名称変更した団体であります。緑資源機構と生保内財産区とは、13団地について団地ごとにそれぞれ期間が50年なり55年、60年という分収林契約を締結しております。この契約に基づき保育事業等を実施している。事業費は100%収入になると。この財源で保育事業を実施しているため、契約期間満了まで継続するものであります。それから、ここに作業班がおりますけれども、3人が作業班としているようです。会社をつくりまして。 簡易水道事業特別会計については、今後の簡易水道事業における水道料金の考え方はと聞きましたけれども、平成19年度からの国庫補助金の交付要件の変更に伴い、水道統合計画の作成が義務づけられている。このため、仙北市のすべての水道事業は、平成21年度までに統合しなければならないという状況であります。その後、おおむね5カ年程度で料金の統一も図らなければならないということになっているようです。 それから、各特別会計歳入歳出決算の審査過程において、今後の事務事業遂行に当たり、次の意見や要望がなされております。 1つ、各特別会計における未収金の解消に一層努力し、徴収の対応には細心の配慮を心がけること。 2つ目、下水道、集落排水事業にあっては、加入率向上のための加入促進に取り組むこと。 3つ目、国保事業については、住民の負担増にならないよう努力すること。 4つ目、各診療所にあっては、引き続き市内の病院と連携を図り、経費の節減に努めること。 最後に、審査過程において特に感じたことを申し上げます。 政治的逼迫の折、各種の事業の実施に当たり、懸命な努力は評価するものの、旧来の慣習により執行されている事務も見受けられることから、これらの事務の再点検を行い、とりわけ監査委員の改善指摘事項については、今後の事務事業等の執行において法令や財務規則等を遵守した事務遂行を願うものであります。 さらに、活力ある住みよい仙北市を目指し、行政改革の実践を加速化し、しっかりとした財政計画を確立させ、市民の血税が、地域に有益な形で還元される施策の展開を望むものであります。 質疑応答の中で、最近、市の工事において、2件の事故が発生しているが、安全対策についての考え方はどうかとの質問もあったわけですが、安全管理は、何よりも優先するものであり、業者からは労働安全衛生規則に基づいた安全対策を提出いただき、現場代理人においても安全管理には万全を期すよう指導しているという答弁もあったわけですが、いずれ市発注の工事における労働災害については、いま一度安全対策の徹底を切望し、決算特別委員会の報告といたします。 以上をもちまして、一般会計等決算審査特別委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 以上であります。 ○議長(佐藤峯夫君) 決算審査特別委員長の報告に対する質疑を行います。 13番。 ◆13番(田口喜義君) 決算審査、大変御苦労さんでした。3点について伺いたいと思います。 1つは、合併効果を期待する中にあって、合併による財政の好転が見られない原因については、私は議案審議で伺いましたけれども、それらを踏まえて、予算執行の反省点、今後の改善点、事業のあり方等について、委員もしくは当局から審査の段階において出されたことがありましたら、御紹介を願いたいと思います。 2つ目には、税の公平の観点から、年々増加の一途をたどっております滞納額に対して、収納対策本部あるいは嘱託徴収員による収納率向上に向けて進めていることでありますけれども、しからば、その目標値あるいは達成値など示されましたら、その数値を伺いたいと思います。 3つ目には、奨学資金貸付基金運用についてでありますけれども、これも議案質疑において質問をしておりましたけれども、貸付条例あるいは規則に基づいて行っているかどうか。 この3点について伺いたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 決算審査特別委員長。 ◆8番(浦山敏雄君) 順不同になるかと思いますけれども、お願いしたいと思います。 合併効果の予算執行のあり方について審査したのかということでございますが、13番おわかりのとおり、いずれ18年度の決算については、公債費比率が18.9%、あるいは経常比率が92.6%ですか、そういう状況になっております。数値については、18年度決算については非常に厳しい状況になっておるわけですので、やはり何といいますか、予算の執行も当然適正に行わなければならないんだけれども、やはり未収対策、今、当市だけでなく、全国的にも未収の対策を、徴収を上げるような施策をやっていかなければならないということがあるわけですので、当市でも入湯税から始まり、いろいろ市民税、国保税、軽自動車税、いろいろ私先ほど申し上げたとおり、かなりありますので、そういうことに力を入れていきたいということで、収納の対策本部ですか、徴収の対策本部を設けてやっておられるわけですが、当局は何%というふうで、我々聞くにはやっぱり100%を目指しているんだと、それは目標値だというふうに考えているし、またそういうふうな方向で進んでおるわけですが、いろんな関係から、そこまでいってもできないものももちろん出てくるとは予測されます。ただし、当局ではやっぱりそういう姿勢で臨んでいるということでございます。合併して予算的な話をさっきも申し上げましたけれども、非常に厳しい状況だということでございます。 それから、今、1つ、2つ合わせたような感じの答弁していましたけれども、奨学資金については、もちろん基金の貸付滞納者ということで46件で454万200円、滞納になっておりました、18年度。西木村でも18年度2件あったようですが、滞納の理由は、やっぱり倒産などの破産宣告だとか事業不振だとか……。 ◆13番(田口喜義君) 委員長、そんな難しいこと聞いてないです。 ◆8番(浦山敏雄君) あともう一つ話させてください。 滞納解消ということですが、やっぱり卒業してから大部分は都会に行っているだとか、そういうその解消対策を催促していると。中には日中が不明なものもいるということで、いろんな手を考えてやっているようでしたけれども、まず奨学資金についてはそういうことで、簡単ですが。 ○議長(佐藤峯夫君) 13番。 ◆13番(田口喜義君) 3点質問したんですけれども、今特別委員長が答弁された以外のこと、私の質問のちょっとかけ離れたところの答弁が多かったですけれども、それ以外の答弁ないですか。なければ終わりますけれども。最後の奨学に触れれば、条例、規則どおり運用されているかということを聞いたのです。 それから、18年度決算においては、やっぱり予算執行において問題点はなかったのかということだったのです。 ○議長(佐藤峯夫君) 特別委員長。 ◆8番(浦山敏雄君) 規則どおり、条例どおりやられております。 ○議長(佐藤峯夫君) 他にありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) なしと認めます。 一般会計等決算審査特別委員長の報告を終わります。 これより討論を行います。 日程第1、議案第90号 仙北市職員定数条例の一部を改正する条例制定についてから、日程第3、議案第92号 仙北市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についてまでを一括して討論を行いますが、通告がありませんので、これで討論を終わります。 日程第4、議案第93号 仙北市市税条例の一部を改正する条例制定についての討論を行います。 通告により発言を許します。 16番、浅利則夫君。 ◆16番(浅利則夫君) それでは、議案第93号 仙北市市税条例の一部を改正する条例制定について討論させていただきたいと思います。 本議案は、仙北市市民税と固定資産税の前納奨励金を廃止するという案でありますけれども、市民税につきまして多額の未納金が発生しており、それが年々ふえ続けている現状下にあります。さらには、市民税にあっては、定率減税の廃止、それに加えて市民税と一緒に納付という仕組みの県税、これにあっては来年度から森林税、1人当たり800円というような新たな増税も決まっております。 こうした中にあって、前納奨励金の廃止によって、これがしっかりと前納という全額一括で最初の納期に支払ってくれる、そうした納税者に対して、納税の市の信頼がなくなることにもなりかねないと私は思います。現在でもふえ続けている税の未納金について、さらにふやす仕組みを市がみずからとることにもなるものではないかと考えるものです。 よって、本案には反対を表明し、討論を終了いたします。
    ○議長(佐藤峯夫君) 16番、浅利則夫君の討論を終わります。 以上で通告による討論は終わりました。 日程第5、議案第94号 仙北市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてから、日程第8、議案第97号 仙北市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例制定についてまでを一括して討論を行いますが、通告がありませんので、これで討論を終わります。 日程第9、議案第98号 平成18年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 通告により発言を許します。 18番、高久昭二君。 ◆18番(高久昭二君) 議案第98号 平成18年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定につきまして、私も今議会の決算委員であり、当該委員会でも反対討論しましたが、特に歳出、10款教育費、4項1目幼稚園費において、これまで合併以前からの慣例として業務実施してきたとは思われますが、園児の給食費の賄い材料の購入につきまして、最低でも1回以上の見積もり調書を業者からとらなければならないにもかかわらず、一切これまでは見積もりをとっておらないで購入してきたわけでございます。これは、仙北市の財務規則にも抵触すると判断せざるを得ません。また、国の重要施策の中には、仙北市民また農家のためにもならない策についても、無批判的に事業を受け入れているケースも見られます。 よって、議案第98号 平成18年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定については反対するものであります。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 18番、高久昭二君の討論を終わります。 次に、13番、田口喜義君。 ◆13番(田口喜義君) 議案第98号 平成18年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場でありますが、二、三、意見を申し上げまして、討論をさせていただきます。 1つ目には、合併をして2年が経過しておりますが、財政はいまだ好転が見られません。旧3町村が名前を捨ててまで合併をしたわけですので、合併の効果を一日も早く示していただくこと。 2つ目には、自己責任の持てる自治体、いわば自立する上で自己財源である地方税を市の責任において賦課したものであれば、市の責任で徴収することは言うまでもありません。自主財源確保のため、さらに毅然たる対応を求めるものであります。 3つ目には、奨学資金運用について、基金の原資が1億5,300万円は田沢湖町奨学資金貸付基金条例でありますけれども、合併により暫定施行により行われておりますけれども、基金の目的にのっとり、適正に運用されることを求めます。 以上、3点の意見を申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 13番、田口喜義君の討論を終わります。 以上で、通告による討論は終わりました。 日程第10、議案第99号 平成18年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定についてから、日程第13、議案第102号 平成18年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでを一括して討論を行いますが、通告がございませんので、これで討論を終わります。 日程第14、議案第103号 平成18年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 通告により発言を許します。 18番、高久昭二君。 ◆18番(高久昭二君) 議案第103号 平成18年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、特に歳出、7款基金積立金、さらに10款予備費については、平成12年に国の指導方針があったとは言われるわけでございますが、その後7年も経過しており、国保税の重圧感が仙北市民に大きくのしかかり、長引く不況や農家の経営が極端に傾いている中で担税力が大きく落ち込んでございます。そういうときには、予備費の4,800万円をさらに年度途中に992万7,000円も増額しており、決算結果は1円も使われてございません。このようなむだな予算を執行するのではなく、やはり少しでも税率の一部引き下げや負担の軽減を図ることによりまして、皆さん方からも特に御要望の強い収納率向上を図るべきと私は考えるものでございます。しかし、今決算の中には、そういう努力をした形跡が見当たりません。 よって、議案第103号 平成18年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定については反対するものであります。 以上をもって終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 18番、高久昭二君の討論を終わります。 以上で、通告による討論は終わりました。 日程第15、議案第104号 平成18年度仙北市老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定についてから、日程第20、議案第109号 平成18年度仙北市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでを一括して討論を行いますが、通告がございませんので、これで討論を終わります。 日程第21、議案第110号 平成19年度仙北市一般会計補正予算(第5号)の討論を行います。 通告により発言を許します。 18番、高久昭二君。 ◆18番(高久昭二君) 議案第110号 平成19年度仙北市一般会計補正予算(第5号)につきまして、反対を討論させていただきます。 今議会における後期高齢者医療制度の秋田県の広域連合に対する負担金についてでありますが、私は、後期高齢者医療制度の本当の国のねらいというものは、75歳以上のお年寄りを一般の国民健康保険から切り離し、その本当の目的、ねらいは、特別徴収という名のもとに、年金のわずかな方からも一斉に天引きするという、収納率を図るというふうなことが一番の最大のねらいでございます。 しかし、まだ市民の中には周知徹底されてございません。特に、介護保険でも見られるように、年度途中にいろいろと介護保険料の値上げは検討されておったと同じようなことが起こり得ることでありますし、22番議員さんも質疑でおっしゃっておりましたが、無年金者の方々、仮に年金をもらえない方々が滞納なさった場合は、資格証明書の発行ということもございます。75歳以上の方々にそういうことをするということは、これは死ねということと同じくとられてもやむを得ない制度でございます。そのためには、ますます国民の方々、自民党政府の中からでさえも、これでは選挙を戦えないという反対議論が沸き起こってございます。 ですから、私は後期高齢制度そのものをやはりやめていただいて、別の方向に検討していただくということを強く求めるわけでございます。 もう一つは、まちづくり交付金事業につきましては、産業建設常任委員会の委員長の報告では、議論した形跡はございませんが、翌日に協議会を開いて現況を視察され、やはり関係市民の人方の声、そういう方々の意見をよく聞き、それを市の行政に反映することが開かれた行政であり、市民のための立場に立つ行政であると思います。 しかし、今伺っている同事業は、本当にそういう立場には立っておらないと思いますので、特に2点を問題にして、私は今回の議案第110号 平成19年度仙北市一般会計補正予算(第5号)については反対するものであります。 以上をもって反対討論を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 18番、高久昭二君の討論を終わります。 次に、13番、田口喜義君。 ◆13番(田口喜義君) 議案第110号 平成19年度仙北市一般会計補正予算(第5号)について賛成の立場から討論を申し上げたいと思います。 議案質疑でも申し上げましたように、また今18番も申し上げましたけれども、後期高齢者医療制度については、平成20年4月から施行するということでありますけれども、きのうのニュースで、半年間凍結あるいは延長するというような声もあったわけでありますけれども、新たな制度でありますので、今年の住民税あるいは国保税の改定のように、住民の混乱が起こらないように、スタートするに当たっては、対象者が75歳ということからも、どういう方法で周知徹底をするのか、懇切丁寧な対応をすることを求め、以上、要望を申し上げまして、賛成の討論といたしたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 13番、田口喜義君の討論を終わります。 以上で通告による討論は終わりました。 日程第22、議案第111号 平成19年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)から、日程第25、議案第114号 平成19年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)についてまで、一括して討論を行いますが、通告がありませんので、これで討論を終わります。 日程第26、議案第115号 平成19年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の討論を行います。 通告により発言を許します。 22番、平岡均君。 ◆22番(平岡均君) 議案第115号に反対の立場で討論を行います。 御承知のとおり、今の国保の改定というのは大変な状況にあります。これを打開する道は簡単ではありません。一地方自治体だけの力でもできないのは御周知のとおりだ。しかし、我々がどこかで力を出して声を上げない限りは、直っていくものでもない。そして、選挙をもって認められた住民の声、住民の自治の声でこれを直していく以外に、私は方法はないというふうに思う。そのためには、議会と市当局、市民が、まさに三位一体となって、最近そういう声余り聞きませんが、そういう方法しかないのではないかというふうに私は思います。 したがって、この仙北の地から大きい声を上げて、その方策を探るということを私は今こそやるべきだというふうに思います。 以上をもって反対討論にかえたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) 22番、平岡均君の討論を終わります。 以上で通告による討論は終わりました。 日程第27、議案第116号 平成19年度仙北市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)から、日程第35、議案第124号 公の施設の指定管理者の指定についてまでを一括して討論を行いますが、通告がございませんので、これで討論を終わります。 日程第36、陳情第19号 陳情書 緊急避難経路施工についてから、日程第42、陳情第29号 クリオンプールの早期着工に関する陳情書までについての討論を行います。 討論ありませんか。 18番。 ◆18番(高久昭二君) 陳情第25号 後期高齢者医療制度に対する政府・厚生労働省への意見書の提出を要請する陳情書について、私は賛成の立場から討論させていただきます。 同制度は、当該教育民生常任委員会では不採択ではございましたが、今、政府・自民党の中からも延期や制度そのものの見直しの声が上がってございます。それだけ国民に説明がつかない、非常に著しい問題を抱えた制度でございますので、来年度4月1日から実施する前に、国・政府・厚生労働省に仙北市議会としてはこういう問題があるから反対するというふうな意見書を当然上げてやることが、一番効果のある方法だと思います。 よって、私は陳情第25号 後期高齢者医療制度に対する政府・厚生労働省への意見書の提出を要請する陳情書を採択すべきと思います。 以上をもって発言を終わります。 ○議長(佐藤峯夫君) 他にありませんか。 6番。 ◆6番(安藤武君) 私は、陳情第24号について、委員長の報告についての反対の立場から申し上げたいと思います。 その理由は、秋田県後期高齢者医療連合の設置は昨年12月に議決され、3月には議員選挙が行われ、我が議会からは議長が当選されました。この背景は、仙北市だけでなく、県内各町村からの支持を受け、その代表であります。広域連合の基本的な考え方は、この要望事項にかなり配慮されたものでありますし、また私たちの代表は運営委員長を務めていることなどから、十分、我が代表とそういう協議をする機会があると考えますので、この意見書は出す必要がないというふうに考えるものであります。 そういう立場から不採択するべきだというふうに思います。 以上です。 ○議長(佐藤峯夫君) 他にありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 以上で討論を終わります。 14時まで休憩いたします。                          (午後1時48分)----------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                          (午後2時01分)----------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) これより採決を行います。 日程第1、議案第90号 仙北市職員定数条例の一部を改正する条例制定についてから、日程第3、議案第92号 仙北市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例制定についての各案を一括して採決いたします。 以上の各案は、各委員長報告のとおり、原案のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、以上の各案は原案のとおり可決されました。 日程第4、議案第93号 仙北市市税条例の一部を改正する条例制定についてを採決いたします。 本案は、委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第5、議案第94号 仙北市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてから、日程第8、議案第97号 仙北市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例制定についての各案を一括して採決いたします。 以上の各案は、各委員長報告のとおり、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、以上の各案は原案のとおり可決されました。 日程第9、議案第98号 平成18年度仙北市一般会計歳入歳出決算認定についての採決をいたします。 本案は、委員長報告のとおり、原案のとおり認定する諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり認定されました。 日程第10、議案第99号 平成18年度仙北市集中管理特別会計歳入歳出決算認定についてから、日程第13、議案第102号 平成18年度仙北市浄化槽事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの各案を一括して採決いたします。 以上の各案は、委員長報告のとおり、原案のとおり認定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、以上の各案は原案のとおり認定をされました。 日程第14、議案第103号 平成18年度仙北市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。 本案は、委員長報告のとおり、原案のとおり認定する諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり認定されました。 日程第15、議案第104号 平成18年度仙北市老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定についてから、日程第20、議案第109号 平成18年度仙北市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの各案を一括して採決いたします。 以上の各案は、委員長報告のとおり、原案のとおり認定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、以上の各案は原案のとおり認定をされました。 日程第21、議案第110号 平成19年度仙北市一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。 本案は、委員長の報告のとおり、原案に賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第22、議案第111号 平成19年度仙北市集中管理特別会計補正予算(第1号)から、日程第25、議案第114号 平成19年度仙北市浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)までの各案を一括して採決いたします。 以上の各案は、各委員長報告のとおり、原案のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、以上の各案は原案のとおり可決されました。 日程第26、議案第115号 平成19年度仙北市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。 本案は、委員長報告のとおり、原案に賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第27、議案第116号 平成19年度仙北市老人保健医療特別会計補正予算(第2号)から、日程第35、議案第124号 公の施設の指定管理者の指定についてまでの各案を一括して採決いたします。 以上の各案は、各委員長の報告のとおり、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、以上の各案は原案のとおり可決されました。 日程第36、陳情第19号 陳情書 緊急避難経路施工について、及び日程第37、陳情第23号 市道神代保育所線道路側溝布設延長についての2件を一括して採決いたします。 以上の陳情の委員長の報告は採択であります。委員長の報告のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、以上の各陳情は採択と決定いたしました。 日程第38、陳情第24号 後期高齢者医療制度に対する広域連合への意見書の提出を要請する陳情書の採決を行います。 採決は起立により行います。 陳情第24号に対する委員長報告は採択であります。本陳情を委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立少数であります。 よって、陳情第24号を採択することは否決されました。 日程第39、陳情第25号 後期高齢者医療制度に対する政府・厚生労働省への意見書の提出を要請する陳情書の採決を行います。 採決は起立によって行います。 陳情第25号に対する委員長報告は不採択です。したがって、本陳情を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立少数であります。 よって、陳情第25号を採択することは否決されました。 日程第40、陳情第26号 消費税の引き上げに反対する意見書採択を求める陳情から、日程第42、陳情第29号 クリオンプールの早期着工に関する陳情書、以上の3件を一括採決いたします。 以上の陳情の各委員長の報告は採択であります。各委員長報告のとおりに決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、以上の陳情は採択と決定いたしました。----------------------------------- △閉会中の継続調査について ○議長(佐藤峯夫君) 次に、日程第43、閉会中の継続調査についてを議題といたします。 議会運営委員長から、お手元に配付いたしております調査事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。----------------------------------- △閉会中の継続審査について ○議長(佐藤峯夫君) 次に、日程第44、閉会中の継続審査についてを議題といたします。 総務常任委員長から、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。 総務常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     (「異議あり」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 16番。 ◆16番(浅利則夫君) 陳情第27号 秋田内陸縦貫鉄道存続に関する陳情書についてでありますけれども、先ほどもこれ報告への質疑の中でも言いましたけれども、どうしてもこれは3月まで待てない、緊急の今とるべき態度が含まれておりますので、何とかこれを本会議にかけていただくよう要請をいたしたいと思いますけれども、よろしくお取り計らいお願いいたします。 ○議長(佐藤峯夫君) 陳情に対する異議につきましては、起立によって採決する方法が運用例にありますので、これに従って粛々と進めてまいります。 陳情第27号 秋田内陸縦貫鉄道存続に関する陳情書は、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立多数であります。 よって、陳情第27号は、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、ただいま起立採決により継続審査と決定いたしました陳情を除く他の陳情は、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査にすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 議会運営委員会を開催のため、暫時休憩いたします。                          (午後2時14分)----------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                          (午後2時29分)----------------------------------- △日程の追加 ○議長(佐藤峯夫君) 議会運営委員長の報告を求めます。 ◆20番(田口勝次君) 議長から運営委員会の開催を指示されまして、先ほど第4・5会議室において議会運営委員会を開催いたしましたので、その経過と結果について御報告をいたします。 出席委員は全員であります。 参与に石黒市長、東海林副市長、大澤総務部長高橋総務部次長兼総務課長、倉橋総務部次長企画政策課長の出席をいただいております。 議長には職務出席ということでお願いをいたしております。 それから、大山事務局長の職務出席と、三浦書記を任命いたしまして、会議を開きました。 御案内のとおり、議会開会当初に皆さんにも御報告いたしておりますけれども、追加案件で教育委員の人事案件が追加されるという内容と、産業建設、それから総務委員会からそれぞれ議員提出議案ということで3件が提出されるという予定であります。 その日程について協議した結果、直ちに追加をして、今日、打ち上げしたいということで取り決めましたこと、運営委員会の報告といたします。 よろしく御協力のほどお願いします。 ○議長(佐藤峯夫君) ただいま議会運営委員長報告のとおり、当局からの議案1件、議員提出議案3件を本日の日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 議案配付のため暫時休憩いたします。                          (午後2時30分)----------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                          (午後2時33分)----------------------------------- △議案第125号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(佐藤峯夫君) 追加日程第1、議案第125号 仙北市教育委員会委員任命につき同意を求めることについてを上程し、議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 石黒市長。 ◎市長(石黒直次君) それでは、議案第125号 仙北市教育委員会委員任命につき同意を求めることについて、提案理由の説明をさせていただきます。 教育委員につきましては、前の教育委員長でありました武藤幸生委員が、平成19年11月24日で委員任期を満了しております。そのため、このたび新しい教育委員をお願いするものでありまして、お手元の資料にありますように、住所が仙北市田沢湖神代字生田中村253番地、氏名は三浦陽一氏であります。生年月日は昭和29年5月10日生まれの方でありまして、ことし53歳になる方であります。 三浦氏は、今申し上げました住所におきまして、昭和57年9月から三浦デザイン事務所を開設し、デザイン関係の仕事をされております。そのお仕事の関係で、芸術文化協会の評議員等も務められておりますが、市といたしましては、仙北市の社会教育委員など要職もお願いをしておる方であります。そういった御経歴の中から、地域の教育、仙北市内の文化、芸術、広く御意見をいただく場面が多くあった方であります。仙北市といたしましては、教育委員として最適任者と考え、提案をさせていただきました。 何とぞ、任命につきまして御同意を賜りたくお願いをいたします。 以上で提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(佐藤峯夫君) これより質疑に入りますが、質疑ありませんか。 10番。 ◆10番(青柳宗五郎君) 私、失礼ではございますけれども、三浦さんにつきましては全然存じ上げないもので、ちょっと一つだけ御質問をさせていただきたいと思いますけれども、御職業の方でデザイン事務所等経営されておられまして、今日まで仙北市といいますか、そちらの方と仕事関係上の取引等あったのか、その部分だけお知らせをいただきたいと思いますけれども。 ○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。 ◎市長(石黒直次君) 細かくは私も把握していないところあるかもしれませんが、仕事の関係上、市のパンフレットとか、そういった関係で関与をしていただいたことはあろうかと思います。これは、他の職業の方であっても、そういった形での関与はあるかと思いますが、やはり教育委員としてなられた後におきましては、その立場での良識的な判断で関与がなされるものというふうに思っております。 ○議長(佐藤峯夫君) 質疑ありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第125号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略し、討論を打ち切りたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は委員会への付託を省略し、討論を打ち切ることに決定いたしました。 これより、議案第125号の採決を行います。     (「議長」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 8番。 ◆8番(浦山敏雄君) 採決の方法は、無記名の投票でお願いしたいと思います。 ○議長(佐藤峯夫君) ただいま議長の宣告に対して異議が述べられました。この場合の異議の申し立ては会議規則第73条の規定により、3人以上の方の賛意が必要であります。したがって、ただいま8番議員の投票に賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(佐藤峯夫君) 起立5名であります。 起立3人以上であり、異議の申し立ては成立をいたしました。 議案第125号については無記名投票をもって採決いたします。 暫時休憩いたします。                          (午後2時39分)----------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                          (午後2時41分)----------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 議場の閉鎖を命じます。     (議場閉鎖) ○議長(佐藤峯夫君) ただいまの出席議員は22名であります。 次に、立会人を指名いたします。会議規則第32条第2項の規定により、15番、澤田信男君、16番、浅利則夫君の2名を指名いたします。 投票箱を改めます。投票箱の確認。立会人の方、確認してください。     (投票箱点検) ○議長(佐藤峯夫君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。本案を可とする方は賛成、否とする方は反対と記載してください。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第75条第2項の規定により、否とみなします。 投票用紙の配付漏れ、名簿対照により確認をいたします。 点呼を命じます。     (職員が氏名を点呼、投票) ○議長(佐藤峯夫君) 投票漏れはありませんか。     (「なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 これより開票を行います。 立会人の方、お願いいたします。     (開票) ○議長(佐藤峯夫君) それでは、投票の結果を発表いたします。 投票総数22票、有効投票22。 そのうち賛成14、反対8。 以上のとおり、賛成が多数であります。 よって、本案は原案のとおり同意されました。 議場の閉鎖を解きます。     (議場開鎖) ○議長(佐藤峯夫君) 暫時休憩いたします。                          (午後2時48分)----------------------------------- ○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。                          (午後2時51分)-----------------------------------議員提出議案第18号~議員提出議案第20号の一括上程、採決 ○議長(佐藤峯夫君) 次に、追加日程第2、議員提出議案第18号 意見書の提出についてから、追加日程第4、議員提出議案第20号 意見書の提出についての各案を一括議題といたします。 お諮りいたします。 以上の各案は、各委員会において審査された陳情及び当局からの要請に基づき発議されたものであり、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 したがって、直ちに採決することに決定いたしました。 追加日程第2、議員提出議案第18号から追加日程第4、議員提出議案第20号、各意見書の提出についてまでの各案を一括採決いたします。 以上の各案は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     (「異議なし」と言う人あり) ○議長(佐藤峯夫君) 御異議なしと認めます。 よって、以上の各案は原案のとおり可決されました。----------------------------------- △市長あいさつ ○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長より発言の要請がありますので、これを許可いたします。 石黒市長。 ◎市長(石黒直次君) 12月4日に開会をいたしました第8回仙北市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 本定例会に提案をさせていだきました議案及び本日追加提案をいたしました案件につきまして、活発かつ慎重に御審議をいただき、全議案に対しまして御可決、また認定、そして御同意を賜りました。本当にありがとうございました。 平成19年もあと残すところわずかとなったわけでありますが、市といたしましては、まちづくりの指針となる総合計画、これに基づきまして将来像を達成すべく、重点プロジェクトを中心として積極的に取り組んでおります。また、行政改革のための行動計画、こういった具体的な目標を示して、その推進を図っておるところであります。 平成20年も厳しい財政状況の中ではありますけれども、活力と、そして希望に満ちた仙北市の実現に向けて創意工夫をしながら、限られた財源を効果的に活用し、そして市民の視点に立った行政運営に努めてまいりますので、議員各位並びに市民の皆様方の御支援と御協力をお願い申し上げます。 終わりに、来るべき年が明るい話題の多い飛躍の年になりますことを、また皆様方の御活躍と御健勝を祈念いたしまして、閉会のあいさつといたします。 1年間、御苦労さまでありました。----------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(佐藤峯夫君) これをもちまして、平成19年第8回仙北市議会定例会を閉会いたします。 どうも長い定例会、御苦労さまでした。                          (午後2時55分) 以上会議のてん末を記載し、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。   平成  年  月  日          仙北市議会議長          仙北市議会議員          仙北市議会議員...